マイブームのゴルフを考えてみる

広島エアポートビレッジは、広島空港に隣接する三原市にあります。
バブル期まっただ中の1990年に県や民間企業の出資により設立されたリゾート施設で、
ゴルフ場やリゾートホテルなど、バブルな設備を誇っていましたが、
昨年9月に民事再生法の適用を申請、
しかし、その再生計画案が否決されたことにより、
全国多くの第三セクターと同じく、
県議会での焦げ付きを生み始めています。

昨年、広島の新知事となった湯崎知事は、
このHAV経営再建問題について、現在のところ運営されているゴルフ場も、
民間企業に売却する可能性を示唆しており、
先行きが全く見えなくなってきています。

中央と地方とでは、バブル期の体感時間が異なっていますので、
93年のホテル開業、97年のゴルフ場開業の責任を、
一面的に第三セクターに帰責するのも、
なにかピントが外れているようで、心情憚られるのですが、
今更、県主導でゴルフ場というのも時代に沿わない感がありますし、
また、債権者の方の弁済も含めて非常に難しい問題となっていますね。

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